ぶり返さない症状
ぶり返さない症状
症状をいらないものにする。これに大切なのは、その症状をどのようにすれば取れるのか、ということよりも、なぜその症状が必要なのか、ということに気づかなければいけません。それが根本的なことを変える、ということです。
例えば、姿勢が悪くて肩がこる。では、なぜ姿勢が悪くなるのか?
例えば、仕事で長時間同じ姿勢にならざるを得なくて、段々と疲れて姿勢が崩れてしまうから。では、長時間同じ姿勢でも疲れない・にくい方法はないか?長時間同じ姿勢を取らなくてもいいように工夫はできないか?
例えば、姿勢の取り方を変えることで解消できないか?
例えば、メンテナンスをすることで疲れにくい体にできないか?
例えば、仕事をしながらも疲労をためない工夫はできないか?
例えば、食事を変えることで疲れにくい体質にできないか?
例えば、心に取り組むことで体をコントロールできないか?
一歩一歩ほんとの原因を手繰り寄せることと、一個一個アイディアを試したり試せるものはないかと探求すること。
そうして、そうして、たどり着く答えに取り組み続けることが、本当に本質的に症状をいらないものとしていくことになります。
そんな感じなので、表出している症状が肩こりでも腰痛でも膝の痛みでも内科的な病気であっても、根本的には同じになるのです。
ときに緊急性がある場合はその症状に対してのアプローチが大切ですが、基本的には表面に見えるものにとらわれると、その問題の根本解決に至ることはありません。そして、症状や悩みや問題は繰り返されるのです。