手首の痛み
手首の痛み
ある日の相談。
『手首が痛い』とのことなのです。
詳しく話を伺っていくと、歯磨きをするときに痛い、ということなのです。再現していただき、動きを拝見すると、内旋内旋内旋、内側にねじる、内側にねじる、内側にねじる、という動きが重なったときに痛みが出るようなのです。
調べると、ここまでのねじりなら大丈夫。これにもう一つ重なると痛い、というポイントも見えてきます。
さて、そうれをどうやってとっていくか、ということなのですが、選択肢はいくつかあります。今回選んだのは、不思議な手法ではなく、理屈的に、頭で理解していただきやすい方法を選びました。
本人が悪いと思い込んでいる場所に近いところから操作する方法です。
それでも、基本的に痛いところには触りません。手首と肘の間(前腕)に両手で触れ、軽く補助。その状態で痛かった動きを再確認。
「あれ?痛くありません」とのこと(^^♪
次はもう少し離して、肘から片の間(上腕)に軽く触れさせていただいた状態で補助。そして再確認。
「これも痛くありません」とのこと(^^♪
どんどん気にしている箇所から離れていきます。次は肩甲骨・腰に手で触れさせていただいた状態で再確認。
もう笑いがこみ上げます。
どのような動き・身体の使い方をすれば痛みが出ないのかを頭でも身体でも理解していただけたら、セルフメンテナンスが可能となります。手首をどうこうするのではなく、「肩や背中や腰をこんなふうにゆるめてあげるといいかもしれませんね♪」と提案しその日は終了しました。
後日のセッション。
前回は普通の整体?っぽいことをしたので、前回やったようなことはあえて一切しませんでした。『顔の整体』のみです。手首の痛みは半分くらいとのこと。痛みを確認していただき、顔の整体。最後に再確認。
「痛くない」
そうして伝えるメッセージは。。。
来店してくださった方にお伝えしています。
症状は表面的な『結果』でしかないんですよ。