敢えて症状を取りきらない技術
2018.05.17
カテゴリ:セッション
敢えて症状を取りきらない技術
セッション、というか整体を受ける、という意識の方のほとんどは、受けて症状をなくしたい、できればその日のうちに、というような考えを持っています。
それは当然のことだと思います。
ところが、提供する側としては敢えてそれをしない場合があります。
それは、
・症状が強い、炎症を起こしている、根深い、技術不足等で取ろうとしても取れない場合
・症状に囚われないようにするためにあえてそっとしておく場合
・自力を促す場合
・計画の一環としてその順番ではない場合
・翌日、あるいは数日以内に回復することがほぼ確信できた場合
などなど、さほど多くはありませんが、意図的に症状を取りきらないようにするケースがあります。
いずれにしても『最短で症状を取る』ということが視野に入っていることは間違いありません。ただ、『その瞬間に』ではなく『その後の人生に置いて』という違いがあるかもしれません。
その二つはイコールになる場合もありませすが、そうでない場合もあるということです。
対症療法的な再発が起こりやすいものではなく、根本的な調整です。