エンパス(共感能力)
エンパス(共感能力)
エンパス・エンパシー・共感能力というものがあります。
人の感情を自分のことのように感じる能力です。
子供のころ人の気持ちを考えなさい、
と言われたことがある方は多いかと思いますが、
その能力に長けている人のことです。
人の気持ちを考え、
人が嫌がることはせず、
人が喜ぶことを想像することができ、
感じ取ることができる能力、
と書けばいいもののように思えます。
ところが、
その能力がゆえに、
人の苦しさを自分のことのように感じ、
自分自身がとても苦しくなってしまう面もあるのです。
長所と短所は表裏一体なのです。
この能力に長けている人は、
(往々にして日本人は長けている人がおおいです)
セラピストや接客業など、
人に心地よさを提供するお仕事に向いています。
上手に活用できない方は、
苦しくなる傾向にあるのですが、
一つの活用法として、
『目や耳や頭に入れることを心地のいいものにする』
ことで有効活用することができます。
プロの技や懐の深いもの、
美しいもの、
細部へのこだわり、想い、
なども観じ取ることができます。
それらで自分自身を満たしていくと、
自分自身の芯にその空間が出来上がると、
苦しいものへの共感も減っていきます。
自己犠牲は愛ではありません。
優しい人が苦しむ必要などないのです。
優しい人ほど幸せになれるのです。
そしてみなさんが、
本当は優しいのです。