頭痛に対する一つの見解
頭痛に対する一つの見解
頭痛の「最後の砦」は『首』です。
首のある部分が硬くなると、頭痛を引き起こします。風邪でもそう。日常的な片頭痛でもそう。例外は内科的なもの。頭痛のほとんどは、最終的に首のある部分が硬くなり、その神経の先である頭に痛みを感じる、というものです。
最後の砦を補修することはもちろん大切です。でも、それでは不十分です。第二・第三の砦も補修されなければ、容易に最後の砦は突破されてしまいます。ここでいう、第二第三の砦とは、背中や腰のことをさします。
ただし人間の体は、砦のように物理的な存在ではなく、自然治癒、という能力を持っています。これは、第二第三の砦を補修すると、最後の砦も自動的に補修されるという大変便利な能力です。
ここで言えるのは、緊急性がある場合は最後の砦から修復することもありだと思います。本質的に、本格的に行うのであれば、外側から埋めていくのが筋となるということです。
頭痛が出るようであれば、まずは背中のチェック・メンテナンスをおすすめします。可能であれば腰もチェックした方がいいでしょう。よりいいのは全身の確認です。ベストは心や食生活など、生き方のチェック・見直しもあれば、まずほとんどの症状に希望を見出せます。
頭痛が出たから頭を調整する、首を調整する、という手法は、あまりおすすめしていません。