後ろの目を使う(ややこしいお話です)
後ろの目を使う(ややこしいお話です)
皆さんは、
後ろに目はついているでしょうか?
後ろの目を活用するお話です。
ある、
そこそこ車の通る一本道を歩いていて、
反対側に渡りたいとします。
私が歩いているのは、
右側。
前は、
前を見る目で確認すればいいのです。
後ろは、
振り返らないで観るには、
音や気配で観じ取ります。
前から歩いてくる人がいれば、
その人の歩く位置や視線から予測します。
また、
手前にあった信号のタイミングから、
ある程度の予測もできます。
この日は、
50メートルほど先のT字路(左側からの合流)を、
右折して来ようとする(私の方に曲がってくる方向の)トラックがいました。
見れば、
運転手さんも分ります。
見れば、
運転手さんが右を見ているのか左を見ているのかも分ります。
運転手さんが右を見ているときは、
私の後ろからくる車を確認しているときで、
左を見ているときは私が見ている方向と同じ方向を確認しているときです。
大体、
見ているときは車を確認しているときで、
目を離すときは、
車がいないから反対側を確認しているとき、
あるいは、
車が多すぎて見なくてもいい瞬間、
です。
右を見ている時間でそのどちらかなのかを予測します。
というような洞察力が、
『後ろに在る目』
となります。
昔の侍の対多人数の立ち合い、
飲食店やアパレルの優秀なスタッフさん、
気遣いのうまい方など、
後ろに在る目を活用されています。
もしやるにしても、
最後はちゃんと目視してくださいね。