盛岡市 整体 踵の痛み
盛岡市 整体 踵の痛み
体の痛みの原因には二種類あります。それは、
『その場所自体に問題がある場合』と
『その場所とは違うところに問題がある場合』です。
盛岡自然整体-aru-では、基本的に慢性症状を得意としています。そして慢性症状は後者にあたります。
前者の『その場所自体に問題がある場合』というのは、主に外傷です。その箇所を強く打ったりなどして、その場所自体に炎症・内出血・損傷などがあります。
後者の場合は、体に無理をかけてしまい、歪みが生じ、その『結果』として「たまたま」その箇所に痛みが出たという状況です。
つまり体の歪みが整えば、痛みの出ている箇所に触れなくてもその痛みが出る必要がなくなり、消失していくのです。
調整の考え方のコツ
足首にも安全なセルフ調整のコツがあります。
大雑把に書くと、足首も6種類の動きに分類できます。屈曲・進展(つま先を上げる・下ろす)、左右側屈(左右に倒す動き)、左右捻転(左右にねじる動き)です。
まずは上記のどの動きに制限があるか、痛みがあるのかを調べます。複雑に絡み合うこともありますが、大まかに分類します。
そうして、例えばつま先を下す動きに制限があったとします。つま先を下す動きというのは『足の前側が伸びる』という動きです。それは、足の前側が伸びにくい状態、ということなのです。
そこまでわかったら、次は足を体、に置き換えます。
つまり体の前側が伸びにくい状態になっている、ということなのです。体の前が伸びないということは、身体を反らしにくい、ということです。
身体が反らしやすくなれば、足も動かしやすくなるのです。
身体の『連動』の観点からはこんな考察ができるのです。その観点でみれると、足首だけの調整で、足首が一時よくなってもまた症状が戻ってくる、ということの説明が簡単につきます。
身体として調和がとれていない、ことが原因だとわかるからです。
患部に触れずに調整するコツです。
2019.3
専門家自身の足首の違和感
ここ数日足首に違和感がります。
そんなとき、私は、
楽しくなっちゃいます(笑)
ほうほう、そうきたかい、と。
原因はわかっています。
長時間の固まった姿勢 + 楽しくて刺激を入れすぎたこと
そんな方が来店されたときの調整イメージは簡単にできました。
次いで、自分で、セルフでの調整を考えました。
この違和感は、歩いているときにも感じます。これがもっともっと進めば痛みにもなりえると感じるもの。
痛いことや嫌なことは避ける、が当店の方針なので、歩くことをやめる、という選択肢もあります。
ところが、
ところがですよ、
『嫌なところの近くに気持ちのいいポイントがある』
というのも答えの一つなのです。
要は『歩き方の工夫』により、歩くことが苦痛にもメンテナンスにもなるのです。
大雑把に書くと『ゆっくり歩く』がここでの答えでした。
歩き方の工夫、歩幅やつま先の向きなど気にする必要もなく、ただ、ゆっくりと歩く、だけでOKでした。
それがなんとも気持ちいい。
苦手なものの中にこそ答えがある。
これを知ることができると、物事への取り組み方が変わるかもしれません。そして苦手だと自分が思っていたことの中に気持ちよさや心地よさを見つけることができたらどうでしょう?
それはもはや『苦手なもの』ではなくなっているかもしれません。
心身の違和感は、真理を教えてくれます。
2019.3
ある日の足首の調整~上級編~
ある朝、左足首の硬さを感じました。アキレス腱を伸ばすような動きをしたとき、左右で全然違うのです。一般的な整体・ストレッチでは、そのままチェックがメンテナンスとなります。
私の場合、その足首の硬さは『結果』として捉えます。どういうことかというと、足首が硬いから足首を調整するのではなく、足首が硬いということは身体の調和がとれていないということなので、身体のどこかにある原因を探していきます。
今回のケースで調整したのは『首・肩・背中』から全身、でした。
自然体で立ち、観察し、流れに身を委ねると、首が動きたいのです。その連動から、肩や背中も動き始め、心地よさの中に没入していきます。それを味わいたいだけ味わうのです。
するとどうなるのか?身体の調和がとれるので、当然『足首も柔らかくなるのです』。
最初からその感性を活用することは簡単ではないかもしれません。でも、練習すれば『誰でもできる』ものです。盛岡自然整体-aru-では、そんなセルフメンテナンスをできるようになるお手伝いをしています。
2017.9
症例報告 ~肩こり~
足の裏や踵・足首の調整で肩が楽に上がるようになる。
盛岡自然整体-aru-にとっては常識です。これはマニュアル化されたものではないので、ケースバイケースなのですが、先日の症例となったものです。
体や、心や、目に見えることは、表面だけ見ていては解決は難しいものです。その場しのぎのものになりがちです。
時間がかかるように感じたとしても、根本的に取り組むことの方が、結果として最短だったりします。
そのため、当店のセッションは、本人が気になるというところにはほとんど触りません。そこにはない原因を探しアプローチすることにより、結果が変わります。
観じることを、大切にすることをおすすめします。
2016.9
症例報告 ~踵の痛み~
主訴は踵の痛み。当院では結果は結果であり『原因ではない』と考えます。ですから、どんな症状であっても基本的には全身のバランスをみさせていただきます。
そうしてチェックしてみると、どうも骨盤の動きがよくない。とりあえず踵の痛みはそうっとしておき、骨盤の調整をしてみることに。
基本的にご自身でも出来る方法で調整していきます。もちろん、専門家の手伝いがるのとそうでないのとでは精度に差が出てしまいますが、将来的には自分でも出来るようになっていただけるように意識しています。
そうして優しく骨盤の調整すると骨盤・腰の動きが改善していきます。不思議なことに首も柔らかくなったりします。肩も楽になったりします。
そうして踵の痛みをチェックしていただきます。すると踵の痛みもなくなっている、そんなことも珍しくありません。
今回の「骨盤調整→踵の痛みの消失」という結果の出た方は、その後にもメンテナンスとしていらしてくださっているのですが、その後はたまに踵の痛みが出るとのことでした。でも、自分で調整するとそれはなくなるとのこと。理想ですね。
調整してよくなっても、体の使い方や負担のかかる仕事内容などの生活習慣が変わらなければ症状が再発してしまう方もいます。でも、ご自身でできる方法を覚えていただければ不安はありません。
2014.11
症状の出る場所の変化 ~踵の痛み~
30代男性の方。右の踵の痛みを訴えてのご来院です。実はこの方、以前にも『踵の痛み』で来院されています。
歩くとき、押すと痛い、とのことでした。
カルテを見ると、以前痛かったのは『左の踵』でした。場所が移動しているのです。実は、こういったこともよくあります。『体の歪み』が原因による症状です。
症状の出る場所は『結果』です。今回はたまたま右の踵に出ていますが、以前は左だったわけで、これは膝に出ても股関節に出てもおかしくないのです。
一般的な整体などでは症状の出ている箇所にアプローチします。原因があって結果が出ている。その結果として踵自体動きが硬くなったりしているわけですから、その箇所のマッサージや動きをよくする調整はある意味有効です。
でも、根本原因が変わらなければ場所を変えて結局症状は出てきてしまいます。
盛岡自然整体-aru-では、
原因(身体に無理をかけてしまっている)→ 結果(症状)
結果にアプローチする整体ではなく、原因にアプローチしていく整体です。もちろん、提案したことを実践していただけなければ一緒ですが、いずれご自身でもケアできるような手法で施術しています。
この方法は、例えば今回の方のように症状の場所が変わっても自分で対応できるようになります。
結果へのアプローチ例:右の踵の痛みにはこういったマッサージストレッチがいい、というアドバイスをする。例えば左の股関節に症状が出たときには対応できない、ということになります。
原因へのアプローチ例:体の症状は体からのメッセージ。その声をちゃんと受け取り、訊いて、要望に応える。するとどこに症状が出ていたとしても自然とよくなっていく。
原因へのアプローチは、どんな症状であっても適応できます。
2014.12